【次女】掛かり付け医での検査結果
2020年に次女が1型糖尿病と診断されました。その事についても書いていきたいと思います。
続きです。
尿検査の結果を待つ間、ずっと考えていました。
尿糖が出たけど間違いだった。
タンパク尿のように、運動したからとか疲れていたから、とかのような事もあるんだろうか。
どうか間違いであってほしい。
看護師
『お待たせしました。どうぞ』
看護師に診察室に入るよう促され、次女と共に入室。
メインの椅子に座るように言われ(子供は壁に貼り付けてある磁石等で遊んだり、ベッドに座ったりできます)、
掛かり付け医
『あぁ、お母さん。お待たせしましたね。
最近の次女ちゃんの体調はどうでした?
いつもと違うなーみたいな事ありました?』
私
『そうですねー。喉が渇くのか、よくウォーターサーバーのお水を飲むなぁ。と思う事もありますけど…。
でも、最近暑くなってきたし、コロナで外に出ちゃダメだから家でお菓子も結構食べちゃって、余計に喉が渇くのかなーって。
でも、これは!という感じは思い付かないです。』
掛かり付け医
『そうかー、うんうん。なるほどねー。
じゃあ、トイレとかはどう?
よく行く??』
私
『そうですね。でも、お水をよく飲んでるからそのせいなのかな?って。
夜も起きて飲んでいるので、間に合わない事が多くてオネショもあるんです…。』
掛かり付け医
『そうか、トイレはよく行くんですね。
じゃあ、疲れやすいなぁ。とかは?
すぐに横になっちゃうとか?』
私
『うーーん。
次女の性格的に、兄妹でいてもわりと一人でお絵描きしてる事が多いので、あまり怠そうにしてるとかはピンとこないですね。』
掛かり付け医
『ふんふん、そうか。』
色んな質問に答える度、カルテに書き込んでいきます。
なかなか尿検査の結果について、話してくれなかった記憶があります。
掛かり付け医
『沢山質問しちゃって、お母さん的には早く結果が聞きたかったと思うんですよ。
ごめんなさいね。
結果としては、うちの尿検査でもやっぱり尿糖が出たんですよ。』
キタ…。
心に、ずんっと重石を置かれたような気持ちになりました。
掛かり付け医
『次女さんの普段の様子のお話と、今の年齢や体型から見ても、次女さんは1型糖尿病だと思うんです。』
1型糖尿病??
何それ?
糖尿病って1つじゃないの??
先生の目を見ながらも、頭の中で沢山の独り言を言っていました。
続
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【次女】1型糖尿病が発覚した日
4人の子持ち(長男・長女・次女・次男)主婦です。日常の事、子育ての事、自分の好きな事等を気ままに書いていきます。
2020年に次女が1型糖尿病と診断されました。その事についても書いていきたいと思います。
2020年の新学年は新型コロナで始まりました。
前代未聞の
【4月に学校が始まらない】
【生活必需品の買物・通院・通勤以外の外出禁止】
【県を跨いでの移動自粛】
【マスク・手指消毒徹底】
色々な事が急に始まり、息が詰まるような、出口の見えない状態でした。
学校は6月から何とか始まって、その月に健康診断がありました。
尿検査を提出してから10日位過ぎた頃、午前中に保健室から電話がありました。
『次女さんの尿検査の結果で糖が出たんです。普段は二次検査の結果を待ったりするんですが、今回は尿糖なので、二次検査よりも先に掛かり付け医に診てもらった方が良いと判断しましたのでお電話しました。』
との事でした。
尿糖?
糖尿病?
え?特に太ってもいないのに?
当時の私は知識も無く、糖尿病は生活習慣病の一種と思っていました。だから、不摂生でなるもの、太った人がなるもの。と。本当に無地でした。
養護教諭に言われるがまま、すぐに掛かり付け医に電話をし、その日のうちに診てもらった記憶があります。
掛かり付け医の受付の方も、私の話を聞いて、かなり慌ただしかったです。
本来は院長の日では無かったけど、たまたま院長が午後診になったので一番に予約を入れておきます。と。
その時に、急に心臓が速くなったのを覚えています。
次女が学校から帰ってくるまでの間、今までの次女の動き・生活を思い返していました。
次女は元々身体が小さく、いつも背の順では1番前でした。
幼稚園の頃からオムツが外れるのが遅く、日中は普通の肌着でも大丈夫でしたが、夜は3日に1度はオネショをしていました。
水もしょっちゅう飲んで、いつも座って過ごしているイメージ。
オネショに関しては身体が小さいし、膀胱機能の発達が遅いのかな?夜尿症かな?
水に関しては、夏も近く暑かったので喉が渇いていたんだろう。
静かに座って過ごしているのは、次女の性格的な物だろう。(普段から家でも一人で居るような性格で、絵や工作を黙々としていたので怠そうとも思わなかった)と思っていました。
ところが。
掛かり付け医での尿検査の結果。
一度、待合室の方で待つように言われ。
その診察室の慌ただしさから、普通の風邪等の話ではない事だけは理解出来ました。
妙に手足の先だけが冷たかったです。
続
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