【次女】どのくらいの入院なのか。治療はどんな物なのか。
2020年に次女が1型糖尿病と診断されました。その事についても書いていきたいと思います。
続きです。
小児科に戻ると、医師に1型糖尿病である事、今すぐに入院して治療が必要である事を告げられました。
ただ、この病院では空きベッドが無い為、C市にある本館へ紹介状を書いてくれ、今から向かわないといけない話をされました。
どのくらいの入院なのか。
どういった治療なのか。
この病気は治るのか。(糖尿病に種類がある事すら知らなかった為、治る事があるのかもしれないと思ったんです)
医師
『入院は、そうねー…。
1ヶ月かもしれないし、2ヶ月かもしれない。
その人次第という所もあるんですよ。
でも、こちらでは大体1ヶ月という事をお伝えしています』
私
『1ヶ月…。』
1型糖尿病という病名に加え、更に、1ヶ月程の入院…。
目の前が真っ暗になるような感覚でした。
頭がクラッとなるような。
医師
『まずはインスリンを投与して、その量などを計算していくんです。
この子に合うのがどれくらいの量なのかも分からないし。
自己注射していくのか、ポンプにするのか…。
それもやっていく中で相談していく感じですね』
インスリン…。
あぁ、聞いた事がある薬だ。
ぼんやりと医師の言葉を何処か他人事な気持ちで聞いていました。
医師
『今からね、入院して色々と検査したり注射の仕方を習ったりするの。
怖いかもしれないけど、頑張っていきましょう』
医師はベッドに腰を掛けている次女の目線を合わせるように屈み、次女に話しかけました。
次女を見ると、声を出さずに静かに泣いていました。
医師の言葉にも頷く事はありませんでした。
あとで次女にこの時の気持ちを確認した所、
【何の病気だか聞いていても分からなかったけど、1ヶ月以上の入院とか、注射とかすごく怖くて怖くて、ここに座っている事も怖くて、泣いてしまった】
と教えてくれました。
そうですよね。
親の私でさえ全く分からない話をされて動揺しているんですから、まだ小学3年の次女には更に分からなくて恐怖でしかなかったですよね…。
1型糖尿病の次女でも飲めるタイプの炭酸飲料
ーーーーーーーーーー
|